友人の誘いがあったので、慶応義塾大学の学生団体S.A.L.が主催の CHILD×PEACE — 春。ビョウドウを考えるに行ってきました。 音楽xこどもをテーマにした国際問題という聞いたことない組み合わせのチャリティイベント。 多分、いま、このタイミングの誘いじゃなかったら、行ってなかっただろうなぁ。 入場料を払うと、コインを4つもらい、後で、チャリティの支援先を決めるのに使います。 場所は、Club Asia。いやー、懐かしい。 15年ぐらい前は、朝まで踊り明かしたりしてましたww でも、もう、身体、動かないだろうなぁ。

最初のセッションは、GOOD BYE APRIL
どことなく、スピッツを連想させるような雰囲気で、
先週、東北でみんなで歌ったチェリーと重なって、
ほろりと来そうになりました。

最初のS.A.L.Timeは、パレスチナ問題。
パレスチナのアパルトヘイト・ウォールのことは、正直あまりよく知りませんでした。
壁の中で生まれたら、そこから出られないなんて!
こんなことがあっていいのか!
この問題に取り組んでいる団体の1つがUNRWAだそうです。

サンドクロック
だいぶトークが滑ってましたねww
今日は全体的に客のノリは悪いので、余計に大変かも。
でも、歌はなかなか良かったと思いますよ。

インドの貧困問題。支援先の団体は、Bornfree Art Schoolです。
貧困問題も根深いですね。
世界には、今日食べるものに困っている人たちがいる。
でも、単に食料を支援するだけでは、いつまでもそこから自立して生きて行けるようにならない…
わたしも世界の貧困問題に取り組んでいる団体を支援する為に、4/21にチャリティマラソンに出ます

お次はRyu Matsuyama
機器トラブルに見まわれながらも、なんとかやりきりました。
彼は自身の強烈な世界観を持ってそうで、玄人好みな雰囲気ですね。
もう少し、ショーとしてお客さんを楽しませても良かったのかも。

最後は、福島県郡山市のインドアパークの話。
支援先は、NPOフローレンスです。
今日のイベントのフライヤーに『フクシマ』ってカタカナで書いてあってすごく嫌な気分になった。
『こどもたちを少しでも地表に近づけたくない』って話が出たとき、
ああ、この人達は物理がわからない人たちなんだなぁと思った。
でも、原発事故の話は、もう物理の問題ではなく、精神的な問題になってしまっている。
そういう大人たちがことどもたちを閉じ込め、心の光を失わせているという側面もあるのだと思う。
多くの世界の問題は、厄介な人間の『感情』というバケモノに起因しているのではないか。

こういう問題を見ていると、もう21世紀なのに、全然そんな気がしない。
私が子供の頃は、21世紀はずっと遠い未来で、
いまよりももっと素晴らしい世界になると思ってた。
それでも、こうして気づいて、広めようとしている学生達がいる。
ちょっとずつは進んでいると信じたい。
いや、そこに、自分なりにコミットしていこう。

しょうもない自分+1くらいならできんだろう♪
©Lyrics: 1+1 / sandclock

それにしても、意識高い系学生はパネェっすなぁ。
私が学生の頃は自分のことだけ、いや、自分のことすらたいして考えてなかった。
いや、そもそも、生きることに対して、主体的じゃなかったしね。
若い人達を支援しようと思って、普段聞かないジャンルの曲だけど、CDも購入した。

今日改めて思ったのは、音楽・ダンス・笑顔、これらは言葉の壁、国境を超えるということ。
私は歌は全然ダメなのだけど、また、ダンス練習しようと思った。


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Published

13 April 2012

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